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コリジョンルールの「コリジョン」は【collide:衝突する】
プロ野球等でホームベース付近での危険なクロスプレーを禁止する「コリジョンルール」。
ボールを持っていないキャッチャーがランナーの走路上に立ってはいけないというルールであり、いわゆる「ブロック」が禁止になりました。
今回は「コリジョン」という言葉について調べます。
「コリジョン」の語源は、英語の【collide:衝突する】です。
collideの語源
col(共に)lide(打つ)
接頭辞【col-:共に】
collapse:崩れ落ちる、倒れる、崩壊する → col(共に)lapse(崩れる)
colleague:同僚 → col(共に)league(選ばれた者)
collect:~を集める、収集する → col(共に)lect(集める)
collideの意味
- (物と物が)激しくぶつかる
- 衝突する
- (意見などが)衝突する、一致しない、食い違う
collideの類義語
crash:(人、車などが)衝突する
bump:(人などが)ぶつかる、ドシンと当たる
collideの関連単語
collision(名詞):衝突
あとがき
先日、交通安全講習を受講してきました。講習の中で、「コリジョンコース現象」という言葉を習いました。
コリジョンコース現象とは、見通しが良い交差点に向かう2つの車が等速度で交差点へ近づいている場合に、相手の車が止まっているように錯覚してしまい、交差点で衝突する現象です。
人間の目は動いている物は見えやすいが、止まっているものは見つけにくいという特徴があります。コリジョンコース現象はお互いが同じ速度で交差点に近づくため、相対的な位置が変わらないまま交差点へ近づきます。そのため、相手の車が止まっていると感じてしまい存在に気がつかないという現象です。
車を運転する方は「コリジョンコース現象」に気をつけてください!