タイブレークの「タイ」は、英語の【tie:つなぐ】
野球やテニス、バーレーボールなどのスポーツで、試合の決着がつかない時に行う「タイブレーク」。
「タイブレーク」は、【tie:同点】の状態を【break:破る】という意味です。
英語の「tie」は「つなぐ」という意味があり、「互いに縛りあって決着がつかない」から「同点」という意味が生まれました。
tieの意味
- つなぐ、結びつける
- くくる、束ねる
- 関係がある、拘束される
- 引き分ける
- ネクタイ
tieを用いた成句
tie beam:つなぎ梁
tie break:タイブレーク
tie clasp:タイピン
tied cottage:小作人用貸家
tie in :タイアップ、抱き合わせ
tie on:結びつけた、くくりつけた
あとがき
野球のタイブレークについて語ります。
野球の場合、延長10回もしくは13回かタイブレークが導入されることが一般的です。
タイブレークは、無死1・2塁から開始するため、得点が入りやすくなり、その結果決着がつきやすくなります。
野球は元々後攻が有利なスポーツですが、タイブレークではさらに後攻が有利になります。
タイブレークの重要なターニングポイントは、無死1・2塁で送りバントをするか否かです。
先行チームがタイブレークで取った点数に合わせて、後攻チームは作戦を選ぶことができます。
仮に先行チームが送りバントをせずに強行策をとり無得点に終わった場合、後攻チームは安全策で送りバントを行い確実に1点を取れば勝利です。
この不公平さをなくすためには、サッカーのホーム&アウェー方式のうような、先攻&後攻方式を採用したらいいのかぁと思います!