ニッパーの語源は【nip:挟む】
工具の「ニッパー」の語源について調べます。
ニッパーはペンチのような形をしていますが、先端がはさみのように鋭利になっています。
ペンチは「つまむ」工具ですが、ニッパーは「切断」する工具です。
ニッパーの語源は、英語の「nip」という単語です。
「nip」は「つまむ」という意味です。
「つまむ」が派生し、「つまんで切断する工具」=「ニッパー」となったようです。
nipの意味
- つまむ、つねる、はさむ、軽くかむ、かじる
- (寒さなどが)凍えさせる、かじかませる
- 摘み取る
- ひったくる、盗む
nipの関連単語
nipper(名詞):ニッパー、ペンチ、(カニなどの)はさみ
nippy(形容詞):刺すような、厳しい、ぴりっとする
あとがき
ニッパーの主な使用用途は配線コードの切断や、電線の被覆をむくことだそうです。
私はニッパーで電線の被覆を剥くのは苦手です。
ニッパーで被覆に切れ目を入れる際の力の加減が難しく、被覆内の素線まで傷つけてしまうことがよくありました。
ニッパーの使用用途としてプラモデルの組み立てもあります。
プラモデルのパーツを切り離す際にニッパーを使用しますが、プラモデルの組み立ても苦手でした。
子供の頃はミニ四駆が流行っていましたが、ミニ四駆すらまともに組み立てることができなかった記憶があります。