昨日、プライム【prime】の記事を書いているときに
「プライムとプレミアムって同じ意味?単語?」と思い調べると全然違いました。
似ているのは「プラ」「プレ」で始まる音と、「特別」というニュアンスだけです。
今回は①プライムと②プレミアムの違いにフォーカスし、③まとめを書きます。
・カタカナ語での使用例(google検索上位からピックアップ)
①プライム
アマゾンプライム
北海道焼き肉プライム
学研プライムゼミ
株式会社プライム
FXプライム
ダイビングサービスプライム
プライムツリー赤池
ジェットストリームプライム
②プレミアム
Yahoo!プレミアム
プレミアムバンダイ
プレミアム食堂
読売プレミアム
Evernote プレミアム
niconicoプレミアム会員
セブンプレミアム
タイムズクラブプレミアム会員
③まとめ
プライムはアマゾンプライムはサービスの名前でしたが、その他は店の名前や会社の名前でした。
一方プレミアムは特定のサービスの名前がほとんどでした。
・英単語の主要な意味
①プライム
【prime】最も重要な、主要な
②プレミアム
【premium】保険料、ハイオク、割増料金、商品
③まとめ
プライムは「基幹」という印象です。
プレミアムは「お金が掛かる」という印象です。
・その他の意味、派生語
①プライム
【prime】素数、青春、最初の
【primer】手引き、入門書、下塗り用ペンキ
【prime minister】首相、総理大臣
【prime cost】仕入れ値段
【prime time】最も視聴率が高い時間帯、ゴールデンタイム(和製英語)
【prime meridian】本初子午線(経度0°の基準)
【primeval】原始時代、原始的な
②プレミアム
【at a premium】交友な、希少価値のある
【put a premium】高く評価する、プレミアをつける
【premium price】(希少価値による)通常より高い値段
③まとめ
プライムは「重要な基礎」という印象です。
素数は数字の最小単位(基礎)です。(これ以上分解できない)
入門書や原始時代は時間軸としての基礎です。
基礎 → 大切 → 主要 という意味の発展を感じます。
プレミアムはやはりお金に関係する言葉です。
「お金が掛かるけど、その分特別ですよ」
という意味です。