グッズとアイテムの違い【goods:商品】【item:1品】

グッズとアイテム

「グッズ」と「アイテム」ってイメージが似てますよね!

どちらも「小物」や「道具」のような意味合いがある印象です。

今回は、それぞれの言葉の意味について調べます。

まずは、国語辞典でそれぞれの言葉の意味を調べます。

グッズ

商品。品物

大辞林

アイテム

一つの品目、種目。一般に品物の意。必要とされるものの意。

日本国語大辞典

英単語としての「goods」と「item」

続いて、英単語としての「goods」と「item」の言葉の意味を調べます。

goodsの意味

  1. 商品、物品、品物
  2. 所有物、動産

itemの意味

  1. 項目、品目
  2. 1品、1点、1個
  3. 1項目、(短い)記事

グッズとアイテムを用いた複合語について考察

グッズは「一般的な商品」という意味合い

「グッズ」を用いた複合語には以下のような物があります。

  • 防災グッズ
  • 応援グッズ
  • 面白グッズ
  • オリジナルグッズ

「防災グッズ」は「防災用の商品」、「応援グッズ」は「応援するための商品」であり、「グッズ」は「(一般的な)商品」という意味があることがわかります。

注目すべきは、「オリジナルグッズ」です。

「オリジナル」は「独自」という意味があり、「グッズ」は「一般的な商品」という意味です。

これらの言葉を合わせることで「独自の商品」となります。

「グッズ」は「独自」ではないからこそ、「オリジナル」という冠言葉を付けることができます。

アイテムは「(特別な)1つの」という意味合い

「アイテム」を用いた複合語は以下のような物があります。

  • 必須アイテム
  • 先行販売アイテム
  • BESTアイテム
  • レアアイテム

「必須アイテム」は「必ず必要な特別な物」、「先行販売アイテム」は「(特別に)先行して販売する物」であり、「アイテム」という単語には「(特別な)1つの物」という意味があることがわかります。

あとがき

今回は「グッズ」と「アイテム」について調べました。

結論をまとめると

グッズ:一般的な商品

アイテム:特別な1つの物

となります。

グッズとアイテムは似たような雰囲気の言葉ですが、「アイテム」のほうが「特別感があるため、今後好んで使われていくだろうと感じました。

逆に「グッズ」という言葉は、商売っ気が見える言葉であり、今後あまり使われなくなるのではないかと思いました。