ハーネス型墜落制止用器具の「ハーネス」の語源は【harness:馬具】

ハーネスの語源は【harness:馬具】

高所作業時はハーネス型墜落制止用器具の着用が義務化されました。

以前は腰ベルト型の安全帯でしたが、腰ベルト型は墜落して宙吊りになった際の衝撃が腰へ集中するため、身体への衝撃が大きいという問題がありました。

ハーネス型の墜落制止用器具は、肩や太ももや胸など複数の箇所をベルトで拘束するため、墜落した際の衝撃を軽減することができます。

「ハーネス」という単語は「安全ベルト」という意味があります。

では、ハーネス型の「ハーネス」の原義をご存知ですか?

答えは【harness:馬具】です。

harnessの意味

  1. 馬具、引き具
  2. 安全ベルト、ハーネス
  3. 甲冑
  4. 〜を動力化する
  5. 〜を結びつける
  6. 馬具を付ける
  7. 〜を抑制する

harnessを用いた成句

harness racing:ハーネスレース

あとがき

ハーネス型墜落制止用器具について調べていると、「ハーネス型」という呼び方と「フルハーネス型」という呼び方がありました。

「ハーネス型」と「フルハーネス型」の違いは何なのか調べてみました。

答えは、「ハーネス型」と「フルハーネス型」は呼び方の違いだけで、全く同じ意味とのことでした。

「フルハーネス型墜落制止用器具」を略して「ハーネス型墜落制止用器具」らしいです。