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レフェリーとアンパイア
日本語の「審判」を表す英語として、「レフェリー」や「アンパイア 」があります。サッカーは「レフェリー」です。野球は「アンパイア 」です。
今回は「レフェリー」と「アンパイア 」について調べます。
レフェリーの国語辞典の解説
レフェリーを国語辞典で調べると、下記のように記載されています。
レスリング・ボクシング・アメリカンフットボール・サッカー・バレーボール・バスケットボール・ハンドボールなどで主審のこと
陸上競技・水泳・アイスホッケーで審判長のこと。
テニスで、競技委員長のこと。
ウエートリフティング・卓球で、審判員のこと
日本国語大辞典
アンパイア の国語辞典の解説
アンパイア を国語辞典で調べると、下記のように記載されています。
スポーツ競技の勝敗や反則などを判定する人。審判員。審判。おもに野球についていう。
日本国語大辞典
refereeの意味
refereeの原義は「審査を委託される人、解決を任される人」
- レフェリー、審判員
- (紛争などの)調停人、仲裁人
- (学術論文の)審査員、査読員
umpireの意味
umpireの原義は「仲裁者」です。
- 審判、アンパイア (野球・テニス・バレーボール・バドミントン)
- (論争などの)裁定者、仲裁人
referee, umpire, judgeの使い分け
umpire:主としてバレーボール、テニス、野球、バドミントン、卓球、クリケットなどの審判員
referee:主としてレスリング、ボクシング、ラグビー、バスケットボールなど
judge:各種コンテストで審判をする人
レフェリーとアンパイア の違いまとめ
「レフェリー」と「アンパイア 」はどちらもスポーツの審判であることは間違いありません。使い分けのイメージは下記のような感じです。
レフェリー:選手と一緒に動いて審査を行う人
アンパイア :一定の場所で裁定を行う人
また、スポーツの傾向によっても使い分けがあるようです。
レフェリー:時間制のスポーツ(サッカー・ラグビー等)
アンパイア :ターン制のスポーツ(野球・テニス等)