「プレハブ」と「ユニット」の違い【prefabricated:組み立て式の、unit:単位】

「ユニットハウス」と「プレハブ小屋」

仮設の建物という点では同じですが、違いがあります。

 

プレハブ住宅:あらかじめ工場で部材を作っておき、現場でそれを組み立てる建築後方による住宅

ユニット住宅:プレハブ工法の1つ。工場で生産された部屋単位のユニットを組み合わせて建てる住宅

 

「工場で部材を作っておき、現場でそれを組み立てる」ことを「プレハブ」と呼びます。

プレハブ住宅は、柱や、梁、壁などの部材をあらかじめ工場で作っています。

あくまで「部材」を工場で作っているため、それらの組み合わせによってできあがる建物は違います。

 

一方、ユニットハウスは、「部屋」単位で組み合わせを行うことが一般的です。

そのため、レイアウト等の自由度はかなり低くなります。

震災等の仮設住宅をイメージしてもらえればいいかと思います。

 

 

本題に戻ります。

今回の単語は「prefabricated」と「unit」です。

 

「プレハブ」の語源は、「prefabricated」という単語です。

「prefabricated」は「prefabricate」の形容詞形です。

 

「prefabricate」の意味は以下の通りです。

  1. 組立部品を前もって作る

 

「prefabricate」を用いた成句は以下の通りです。

a prefabricated house on a steel framework:鉄骨プレハブ住宅

 

続いて、「unit」です。

「unit」の意味は以下の通りです。

  1. (全体を構成する)単位、1人、1個
  2. 一団体、部隊
  3. 部門、部署
  4. (測定・通貨などの)単位
  5. (家具などの)ユニット
  6. (ある特定の機能を持った)装置、器具、構成部品

 

「unit」を用いた成句は以下の通りです。

unit cost:単位原価

unit price:単価

control unit:制御装置