タイブレークの「タイ」の語源は、英語の【tie:つなぐ】

タイブレークの「タイ」は、英語の【tie:つなぐ】

野球やテニス、バーレーボールなどのスポーツで、試合の決着がつかない時に行う「タイブレーク」。

「タイブレーク」は、【tie:同点】の状態を【break:破る】という意味です。

英語の「tie」は「つなぐ」という意味があり、「互いに縛りあって決着がつかない」から「同点」という意味が生まれました。

tieの意味

  1. つなぐ、結びつける
  2. くくる、束ねる
  3. 関係がある、拘束される
  4. 引き分ける
  5. ネクタイ

tieを用いた成句

tie beam:つなぎ梁

tie break:タイブレーク

tie clasp:タイピン

tied cottage:小作人用貸家

tie in :タイアップ、抱き合わせ

tie on:結びつけた、くくりつけた

あとがき

野球のタイブレークについて語ります。

野球の場合、延長10回もしくは13回かタイブレークが導入されることが一般的です。

タイブレークは、無死1・2塁から開始するため、得点が入りやすくなり、その結果決着がつきやすくなります。

野球は元々後攻が有利なスポーツですが、タイブレークではさらに後攻が有利になります。

タイブレークの重要なターニングポイントは、無死1・2塁で送りバントをするか否かです。

先行チームがタイブレークで取った点数に合わせて、後攻チームは作戦を選ぶことができます。

仮に先行チームが送りバントをせずに強行策をとり無得点に終わった場合、後攻チームは安全策で送りバントを行い確実に1点を取れば勝利です。

この不公平さをなくすためには、サッカーのホーム&アウェー方式のうような、先攻&後攻方式を採用したらいいのかぁと思います!