スペックの語源は【specification:仕様書】
「スペックが高い」や「オーバースペック」などの言葉で使われる「スペック」という単語。
今回は、改めて「スペック」という言葉の意味を調べました。
日本語で「スペック」という言葉を使うときは「能力」や「性能」といった意味合いで使っていますが、スペックの語源は英語の【specification:仕様書】でした。
specの意味
- 仕様書
- 仕様の
- 設計する
- 仕様書を書く
あとがき
「スペック」の意味を国語辞典で調べました。
明細事項、機械・建物などの仕様、また、仕様書
日本国語大辞典
仕様、仕様書、規模・構造・性能などをまとめた表
大辞林
どちらも「仕様」という意味合いであり、「能力」「性能」というニュアンスは記載されていませんでした。
「スペック」を語源や辞書の意味通りに考えると、「スペックが高い」という表現は変ですね。
「スペックが高い」を直訳すると「仕様書が高い」になっています。
「スペック」という単語の本来の意味を考えると、
「スペックが高い」=「仕様書(を見ると、○○の性能が)高い」
という意味であり、( )内の言葉が省略されて「スペックが高い」という言葉が生まれたんだろうなぁと思いました。