トレンチコートの語源は【trench:溝】
今回はトレンチコートの「トレンチ」について調べます。
トレンチコートの「トレンチ」の語源は、戦争の「塹壕」だそうです。
「塹壕」とは細長い溝であり、身を隠して敵陣と退治するための場所です。
塹壕内で長時間を過ごす時に、雨や寒さを防ぐために開発されたコートが「トレンチコート」です。
なので、「トレンチ」「コート」は「塹壕で使う」「コート」という意味になります。
trenchの語源
trenchの語源は「切り取られた」
trenchの意味
- (細長い)溝、掘
- (軍隊の)塹壕
- 海溝
- 〜を掘る、掘り返す
trenchの関連単語
trench coat:トレンチコート
trench warfare:塹壕戦
あとがき
土木業界で「トレンチ」と言うと、簡易土留めに使用する軽量アルミ鋼矢板のことです。
軽量アルミ鋼矢板は、市街地の水道管工事等の溝を掘る工事で使用します。
溝を掘った時に側壁の土が崩れないように、「トレンチ」と呼ぶアルミ製の板を建て込み、土留めを行ます。
溝の両側壁にトレンチを建て込み、その間をジャッキで突っ張れば土留めが完成です。
板を置いて突っ張るだけの土留めなので、「簡易土留め」と呼ばれます。
街中で溝を掘っている工事を見つけたら是非覗いてみてください。
きっと「トレンチ」を使って土留めしてますよ!