スペックの語源は、英語の【specification:仕様書】

スペックの語源は【specification:仕様書】

「スペックが高い」や「オーバースペック」などの言葉で使われる「スペック」という単語。

今回は、改めて「スペック」という言葉の意味を調べました。

日本語で「スペック」という言葉を使うときは「能力」や「性能」といった意味合いで使っていますが、スペックの語源は英語の【specification:仕様書】でした。

specの意味

  1. 仕様書
  2. 仕様の
  3. 設計する
  4. 仕様書を書く

あとがき

「スペック」の意味を国語辞典で調べました。

明細事項、機械・建物などの仕様、また、仕様書

日本国語大辞典

仕様、仕様書、規模・構造・性能などをまとめた表

大辞林

どちらも「仕様」という意味合いであり、「能力」「性能」というニュアンスは記載されていませんでした。

「スペック」を語源や辞書の意味通りに考えると、「スペックが高い」という表現は変ですね。

「スペックが高い」を直訳すると「仕様書が高い」になっています。

「スペック」という単語の本来の意味を考えると、

「スペックが高い」=「仕様書(を見ると、○○の性能が)高い」

という意味であり、( )内の言葉が省略されて「スペックが高い」という言葉が生まれたんだろうなぁと思いました。